ペティナイフガイド|小回り抜群のユーティリティ包丁

ペティナイフは、日本のコンパクトなユーティリティ包丁です。三徳より小さく、ペアリングナイフより大きい――大きな包丁では難しい細かい作業をこなす「縁の下の力持ち」。プロの和食厨房には必ず1本あり、家庭料理の2本目としても最適です。

ペティナイフとは

ペティナイフ(フランス語の「petit=小さい」が語源)は、刃渡り80〜150mmの小型包丁です。薄く尖った刃は精密な作業に優れています。西洋のペアリングナイフが短くてずんぐりしているのに対し、日本のペティナイフはより長く洗練されており、手持ちの作業だけでなくまな板上の作業にも使えるのが特徴です。

ペティナイフの用途

  • 果物の下ごしらえ ―― リンゴの皮むき、柑橘類のカット、イチゴのヘタ取り
  • 野菜の細工 ―― トリミング、トゥルネカット、エシャロットのブリュノワーズ
  • たんぱく質の処理 ―― エビの背わた取り、スジ引き、鶏肉の観音開き
  • 飾り切り ―― 野菜の飾り切り、デコレーションカット
  • 小物のスライス ―― チーズ、ミニトマト、ハーブの刻み

サイズガイド

サイズおすすめ用途タイプ
80mm皮むき専用 ―― 手持ち作業ペアリングタイプ
120mm最も万能 ―― 手持ち+まな板万能ペティ
150mmまな板中心、小さな牛刀代わりユーティリティタイプ

ペティ vs 西洋ペアリングナイフ

特徴和ペティ西洋ペアリング
刃渡り80-150mm75-100mm
刃の形状長く洗練されている短くずんぐり
鋼材硬度HRC 60-65HRC 56-58
刃角10-15度15-20度
まな板作業★★★★★★★★
手持ち作業★★★★★★★★★

おすすめランキング

コスパ最強: 藤次郎 DP ペティ (120mm) — 約¥3,500

VG-10、3層構造。三徳と同じ抜群のコストパフォーマンスをコンパクトサイズで。切れ味抜群、信頼性高し、お手頃価格。

中価格帯ベスト: MAC プロフェッショナル ペティ (135mm) — 約¥7,000

驚くほど薄くて鋭い。MACのペティはプロに人気――細かい作業を長時間しても疲れない軽さと、何でもこなす切れ味を両立。

高級モデル: 柴田工房 コテツ R2 ペティ (135mm) — 約¥20,000

SG2/R2鋼材、レーザーのように薄い刃。最高峰のペティナイフの一つ。抜群の切り心地と刃持ちの良さ。

よくある質問

ペティナイフは何に使う?

ペティナイフは細かい作業に使います。果物の皮むき、野菜のトリミング、エビの背わた取り、小さな食材のスライスなど、大きな包丁では不器用になる作業全般。プロの厨房では牛刀に次いで2番目に使用頻度が高い包丁です。

ペティナイフのサイズは何mmがいい?

120〜150mmがほとんどの方に最適。120mmは手持ちの皮むき作業に、150mmはまな板での小さなカット作業に向いています。80mmは純粋な皮むき用ですが、120〜150mmの方が万能です。

三徳があればペティは不要?

ペティナイフは三徳と理想的な補完関係にあります。三徳がメインの下ごしらえを担当し、ペティが大きな包丁では扱いにくい細かい作業を担当。日常的に料理するなら、2本目の包丁としてペティを強くおすすめします。